酵素ダイエットと酵母ダイエットってどう違うの?

酵素は体の中や食物にあり、代謝や消化を助けてくれます。代謝や消化は大切な働きなので、酵素なしでは生物は生きていくことができません。

酵母はパンやビールなど食品を発酵させるのに用いられます。

酵素ダイエットと酵母ダイエット、ふたつの違いを見ていきましょう。

酵素って何?

酵素とは、生物の体や食物にあり、消化や代謝を促している物質です。たんぱく質からできていて、消化酵素・代謝酵素・食物酵素の3種類があります。

消化や代謝を通じて、食物から取り込んだ栄養素をエネルギーに変換する手助けをするため、生物の活動には欠かせないものです。

酵素は酒やみその醸造にも役立っています。例えば日本酒。日本酒は酒米と麹を使って醸造されますが、酒米にはアルコール発酵に必要な糖分は含まれていません。

ここで酵素の出番です。麹の酵素が、酒米のでんぷん質を糖分に変えてくれるのです。

酵素を含む食物は?

酵素はあらゆる食物に含まれています。特にレタスなどの生野菜、キウイなどの果物、みそやしょうゆといった発酵食品に酵素が多く含まれています。

ただし、加熱調理するとその働きは失われてしまうので、必ず生で取りましょう。

酵母って何?

酵母とは菌類、つまり微生物で、酵母菌とも呼ばれます。ビール酵⺟、ぶどう酒酵⺟、パン酵⺟など350以上の種類があると言われています。

酒やみそなどを発酵させるのは先ほど述べたとおりです。

酵母はたんぱく質、ミネラル、ビタミン、食物繊維などを豊富に含んでおり、体の中で糖分をアルコールと炭酸ガスに分解してくれるため、血糖値を下げたり、便秘や、肥満、糖尿病の予防に役立ちます。

高温に弱いのは酵素と同じですが、酵母には酸に強いという性質があります。胃酸に負けないで腸まで届くので、腸内環境を整える働きがあります。

酵母を含む食物は?

ビールなどの酒類、みそ・しょうゆなどの発酵調味料、ヨーグルトなどの乳製品、パンなどに含まれます。

酵素ダイエットと酵母ダイエット

酵素ダイエットって?

酵素を豊富に含む食物を多く取るダイエットです。酵素は脂肪を効率よくエネルギーに変えてくれます。

ただ酵素を取ればよいというわけではなく、エネルギーを運動などで使うことが大切です。

酵素が豊富な食物は?

酵素を多く含むのは生野菜、果物、発酵食品です。胃で消化されてしまいますが、体の中にある消化酵素や代謝酵素の働きを助けて、健康維持に効果があるとされています。

また、これらの食物は腸内環境を整えるため、お通じがよくなり、お腹がへこむといった効果も望めます。

酵母ダイエットの仕組み

酵母は糖分を分解して体が糖質を取り込むのを防いでくれるため、カロリーを摂取しにくくしてくれます。また、たんぱく質、ミネラル、ビタミン、食物繊維などを多く含み、腸内環境を整えてくれます。

効果的かつ健康的なダイエットができると言われています。

酵母のメリットとダイエット

酵母は身近にあるものに含まれています。日本酒、ビール、ワインなどの酒類やみそやしょうゆといった調味料、チーズ、ヨーグルト、キムチなどの発酵食品に豊富です。

例えばビール酵母なら、消化をよくし、乳酸菌などの体によい菌を増やしてくれます。アミノ酸・ビタミン類・ミネラルを多く含んでいるからです。ビタミン類には酵素が体の中で作られるのを助ける働きがあります。

また、酵母はやせやすい体にしてくれます。腸の中の乳酸菌などの善玉菌を増やして腸内環境をよい状態に保てるためです。ダイエットにはうれしい働きですね。

酵素ダイエット・酵母ダイエットを成功させるには

酵素や酵母を多く含む食物を取るのはもちろんですが、かたよった食事では意味がありません。

バランスの良い食事を毎食取るよう心がけましょう。